最近の糸満将棋クラブ

いつも夏の暑さはできるだけ無感心を装って通り過ぎるのを待っているのですが、気づけばいつの間にか冬の季節になりました。
といっても沖縄の冬は雪が降るわけでもなく、昼間は太陽の陽気でぽっかぽかで風がとても涼しいです。

最近の糸満将棋クラブは4~5人と少人数なかわりに、ある程度全員と対局して見ることが出来るので心地よさを感じています。
初段手前のサトシくんはめっぽう腕を上げてきていて、ハンデなしの平手で一度負かされてしまいました。
安定した駒組みで指すようになり考え方が分かりやすくなっているようです。
課題は対居飛車の指し方。
ここも何か戦法を一つ定めればどんどん伸びていくでしょう。

先月から来るようになったシユウくん。
サトシくんやコウセイくんとの練習対局では駒落ちハンデを8枚落ち→7枚落ち→6枚落ち→4枚落ちとして順調に力を伸ばしています。
じっくり考えてから指すのが特徴で、早指しを好みがちな年ごろの子とは一線を画していますね。

糸満将棋クラブを開いて3年が過ぎました。
席主が幼少のころ羽生七冠という空前の将棋ブームがありましたが、今は藤井聡太四冠がその軌跡を辿っています。
幼少時代を追体験しているような気持ちですが、新しい芽は必ず出てくるものですね。
席主も何か少しでも育っていく子供たち新しい芽の一助になれれば、という思いです。

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