昔の道場の記憶
昔の将棋道場の記憶を思い出してみることがあります。
将棋が楽しかったのは勿論なのですが、自分が弱すぎて対局相手が付かずに駒のドミノ倒しをしてたり、またなかなか上達出来ずにいた劣等感もあり苦い記憶も同時に蘇ってきます。中学1年終わりでアマ三段には上がっていたので今考えてみるとそんなに悪くはないのですが、比べる相手が代表選抜戦で早々と活躍した知花さんだったり、大岩くんだったり、米谷くんだったりするので身近に強い人がいすぎたのが運の尽き。
当時は代表選抜戦は2週に分けて県代表を決めていましたよね、多分。
2週目はベスト8からで禰保さんがいて、吉永さんがいて、権藤さんもいて、普久原さんもいて、カツトモさんもいて、そこに知花さんが入ってくるわけですよ。これが沖縄の最強メンバーなんだと憧れの気持ちを持ちました。
90年代はまだ大人が普通に面前でタバコを吸いながら将棋を指してたので、受動喫煙をしながら将来この人たちのせいで早死にするんだろうなと朧げに思っていました。
昔の道場と言ったらタバコ臭いというのがまず第一感。
ある時、今日は歩いて道場に行こうと思い立ちました。たしか私が高校か中学生のころで当時習慣にしていたウォーキング運動の歩く距離を伸ばしていたからだったと思います。距離が糸満から那覇までで、30℃を超える晴天の真夏日。3時間をかけて汗びっしょりになりながら道場にたどり着きました。
着替もタオルも全く用意してなかったので、道場にいた人は ドン引きしてたでしょうね。
道場にやたらと多くの人がいたのでプロの森下卓先生が来られていた時にかち合ってたと記憶してます。
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