年末将棋大会に参加してきました!
久しぶりに将棋大会に参加してきました!
年末の大会に参加するのも5、6年ぐらいぶりでしょうか。
読む力は大分落ちているので予選ブロック突破が今回の目標。
開会の挨拶で驚いたのは来年新しく「王座戦」の沖縄タイトル戦が創設されるお話でした。
今既にあるのは宜野湾主催の「豊田杯王位戦」ですが、それに続いて2つ目になります。
沖縄の将棋人口が増えて子ども達が育っているのは体感するところなのですが勢いがありますね。
初戦はGさんとの対局。余りの惨敗ぶりになんて自分は弱いんだろうとため息が止まらず。
2戦目は高校生のKくんと。Kくんは糸満将棋クラブに来てくれているナツキくんの先輩だそうです。
私の作戦負けからしばらく膠着状態が続いて最後はなんとか逆転勝ち。
3戦目はTくんという中学生の男の子。
私の四間飛車に対して5筋位取りの作戦で対抗してきました。(図1)
図1
五筋の歩交換をしているので△3五歩と仕掛けられるのがミソ。
△5一角と引いて△3一飛車まで回ることができれば理想です。
この対局に何とか勝利を収めて予選ブロックを突破することが出来ました。
昼食はコンビニでおにぎりを確保し何とかエネルギー補給。
大会での弁当注文が廃止となってから昼食なしを何度か経験しましたが今回は間に合いました。
決勝トーナメントの1回戦は中学生のHくん。
小学生~高校生が普通に多数S級(三段以上)に出てくるのが今の沖縄将棋界のすごいところ。
私の四間飛車に対してミレニアム囲いで対抗してきました。(図2)
図2
以下
▲4五歩△5三角▲6五銀△8四飛
▲9五角△9四飛▲96歩(図3)
図3
今見ると▲6五銀と出た手が重たく感じます。代わりに▲4七銀が王道か。
この後一歩を持ってからの桂頭攻めでペースを握り、接戦の末何とか勝つことができました。
トーナメント2回戦はまたもや中学生のKくんと。
Kくんは数年前に小学校団体戦の全国大会で準優勝を果たしたメンバーの一人。
県大会の代表選抜戦でも何度か上位に顔を出しています。
Kくんの先手中飛車に対して私は居飛車から角交換をしました。(図4)
図4
以下
▲同銀△3二銀▲2二角△3三角(図5)
△同角成△同銀
図5
2二角打ちは手損になりますが後手の美濃囲いを矢倉へと誘導する狙いの手。
矢倉の方が与し易いということなのでしょう。
終盤私の勝勢になるも勝ち切れずに逆転負け。(図6)
図6
私の将棋はどちらかというと劣勢からの逆転が多かったのですが最近勝ちきれないのは終盤力が難点。
感覚に頼りがちになっているのでしっかり考えることが大事。
新春の琉銀杯は何故か一度も参加できたことがないので来年こそは出てみたいなと思います。
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